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- 【特集】2005-2006年オープン!!極上宿
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昨年から今年に入りずっと行きたかった3つの宿をご紹介します。このページは2006年秋に訪問したものです。「霧島旅亭 神泉館」 は2006年5月オープン。また六三四城おすすめの宿でもご紹介している 「おやど花みずき」 の姉妹館 「鳥遊ぶ森の宿 ふたり静」 が2006年4月、そして 「旅館 吟松」 姉妹館 「ゆ森野お宿 いぶすき悠離庵」 が2005年の11月にオープンしました。どれも素晴らしいお宿です。スタッフの方々には丁寧な対応をしていただき、その感謝を込めて特集の形をとらせて頂きました。管理人のわがままに嫌な顔一つせずにご協力下さいました皆様にこの場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
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極上宿特集の1軒目は霧島神宮の袂に建つ 霧島旅亭 神泉館。 広大な敷地に銅板の屋根をあしらった数寄屋造りのどっしりとした外観。 打ち水に色を与えられた石階段が落ち着いた和の雰囲気漂わせている。 屏風が置かれたロビーには季節の花が飾られそこから和のひと時がはじまる。
旅館名の由来を若女将さんにお訪ねしたところ 丸尾交差点 (現ファミリーマート) の場所で以前 お祖父様が神泉館の名で宿を営んでいたとのことだった。 しかし神宮のお膝元であるこの地が宿の名称には適しているのでは と笑顔で答える若女将さん。 さっそく館内を見たいと思い案内してもらうことに・・・。
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石畳の通路が巡らされた庭園には桜、梅、竹など数百本が茂る。 小川が流れ、野鳥のさえずりさえも聞こえてきそうな趣きある純和風の心がここにはある。
ロビーからお風呂まではわずかな距離。しかし出るのはため息ばかりだった。 贅沢な造りに見るものの心を和ませてくれる庭園の緑、園内を流れる水の音も心地良い。 「はぁ〜・・・やっぱり来て良かった。」
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温泉処霧島の上質のお湯を心置きなく堪能できる檜で縁取られた内湯。 岩をふんだんに使用した内湯併設の露天風呂。 波打ちながら溢れるお湯にどっぷりと浸かれば旅の疲れも癒されます。
木の香り漂う清潔で掃除の行き届いた脱衣所からいざ風呂へ。 浴槽から流れ出るお湯に自然と頬が緩みニンマリとしている自分が湯面に写る。 掛け流しの温泉はそれだけで贅沢な気分を味わえる。 毎分450?、摂氏52.5℃、硫化水素臭が漂い無色透明。 肌触りもなめらかで優しいお湯にまたまた頬が緩んだ。
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住所:霧島市霧島田口2465 電話:nothing / FAX:nothing URL:nothing
六三四城 「神泉館」 データはこちらから ※「神泉館」は2009年現在、経営母体が変わり「料亭旅館竹千代別邸」として営業再開。
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極上宿特集の2軒目は鳥遊ぶ森の宿 ふたり静。 宿名は山野草を愛する女将さんが多年生草本フタリシズカから名付けた。
四季の緑に囲まれた点在する離れ五棟それぞれに趣向を凝らした露天風呂。 きめ細やかなもてなしと遊び心を大切に洗練された料理で心静かなひと時を。
住宅街に突然現れた看板の奥に木々で囲まれた宿を見つけた。 周囲の喧騒とは裏腹にこの一角だけが別世界のような感覚にとらわれる。 石畳の階段の先にふたり静の玄関はあった。
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5つの離れ。 花・森・鳥・水・風と名付けられた離れ・・・自然の音に癒される空間。 客室全てに趣の異なる内湯と露天が設けられている。 しっとり、じっくり内湯を愉しみ、満天の星空を仰ぎ澄みきった空気とともに浸かる。 霧島が与えてくれた大自然、そして湯の恩恵を受ける。
モダン会席。 今までにない驚きと感動を与える料理の数々。 趣きある逸品は口に含むたびに新しい発見がある。 厳選された素材と、オーナーシェフの匠の技術、融合、調和。 始まりから終わりまでじっくりと堪能できる。
落ち着いたお部屋に美味いと評判の料理。 どこのサイトを見てもふたり静の料理が絶賛されているもんなあ。
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耳をすませば鳥の鳴き声が聞こえてくる・・・。 穏やかな時間がゆっくりと過ぎていく。
お部屋 『花の音』 には内湯、露天のほかに岩盤浴が設けられていた。 朝だ!生です 旅サラダの人気コーナー 「みやこの宿かり日記」 にも取り上げられたが これにはさすがに驚いた。部屋にサウナはよくあるが岩盤浴は初めてだった。 女性客にはたまらんだろう。何せマイガンバンヨクだもんなあ。
住所:霧島市牧園町高千穂3620-4 電話:0995-78-3161 / FAX:0995-78-8083 URL:http://futarishizuka.jp/
六三四城「ふたり静」データはこちらから |
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極上宿特集最後は霧島から一気に南下。指宿温泉郷 ゆ森野お宿悠離庵。 昨年11月、指宿の人里離れた山間にオープンしたお宿です。
悠離庵へ続く山道を進んでいるとスーツ姿の男性が草を刈っていた。 「何やってんだろう?」 このシチュエーションと違和感ある服装の男性。 男性 「こんにちは六三四さんですか?」 六三四 「はい。そうですが・・・」 男性 「悠離庵へようこそお越しくださいました。今、ヤギの餌を採ってたんですよ。」 このスーツ姿の男性は何と悠離庵のオーナーだった。 そう、悠離庵ではヤギやニワトリが飼われているのだ。 ヤギたちの乳、地鶏の卵は悠離庵でお客さんに振舞われる。 両手一杯に草を抱え、にこやかに微笑むオーナーの姿が瞼の裏に焼きついた。 こういう人がやっている宿に間違いはないっ!! 誰でもこの光景を目の当たりにしたらそう感じるのではないだろうか。
古の良き時代の日本がそこにはある。 癒しの湯の香、棚田を渡る風の音、そして森の小鳥のささやき。 日常が遮られ、自然に溶け込む時間が始まります。 |
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母屋はレセプション・ライブラリー。 茅葺きの天井がそのまま見える玄関ホールにバッハの無伴奏チェロの音が響きます。 床は昔ながらの土間。石組みの囲炉裏がやわらかな温もりを与えてくれます。
今の子供たちは土間を知っているだろうか? 昔は田舎では多く見られたが今はほとんど見る機会がなくなった。 「ばあちゃんの家がこんなだったなあ〜。」そう言えば炊事場も土間だった記憶がある。 火や水を多く使う炊事場には床が腐る心配がなく燃え移るものが少ない土間。 昔の人はよく考えていたものだとこの母屋に入り改めて感心させられた。
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離れには庭園があり、そこにはの森の空気とふんだんに溢れる掛け流しの絶景露天風呂。 青い静かな海に離島航路の高速船が真っ白な軌跡を残していく・・・
住所:指宿市十二町湯ノ森6771-6 電話:0993-22-3232 / FAX:0993-22-3836 URL:http://www.yurian.jp/
六三四城 「悠離庵」 データはこちらから |
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